全水調(浮穴小学校)
- mesaki1211
- 2018年9月7日
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2018年9月7日
昨日の椿中学校に続き、今日は浮穴小学校5年生の生徒と全水調を行ってきました。
今回の調査地点は重信橋上流です。
天候が心配でしたが、問題なく実施することができてよかったです。

参加生徒数は約80名でした。
いつも通り、水生生物採捕の極意を伝授し、いよいよ川に入ります。

瀬や植生際、巨礫の下など積極的に生き物を探していました。


魚やトビケラ、ヤゴ、ヌマエビ、ミズムシ、ゲンゴロウが多く見られた印象でした。
そしてなんと、こんなものも捕まえていました。

「ヒナイシドジョウ」です。
実は、環境省の定める国の絶滅危惧種に指定されています。
浮穴小の子供達、なかなかやりますね(笑)
採捕を終え、水生生物の同定・計数を行いました。

そして、水質判定の結果がこちらです。

特に多かった生物はミズムシとシマイシビルでした。
残念ながら、結果は「Ⅲ:きたない水」ということに。
しかし、「Ⅰ:きれいな水」および「Ⅱ:ややきれいな水」に分類される生物のうちそれぞれ4分類群が確認されていますし、水質は良好であることが分かります。
また、ヒナイシドジョウなどの希少種も生息していることから、これからもこの地点の環境を維持していきたいですね!
次回は、岡田小学校5年生による出合地点の調査です。頑張ります!
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